第5回月例会(8月度)
開催日時:2006年8月27日(日) 13時〜21時30分
場所:京都市立北文化会館 第3会議室
参加者: O木 ママ(1)、れいくん(1)、しまちゃん(-)
N村 けんたくん(1)、S井 ゆめとくん(1)
N村 パパ(2)、まさゆきくん(3)、りょうすけくん(2)
M尾 パパ(5)、ママ(5)、りさこちゃん(5)、りょうたろうくん(5)
O西 パパ(世話人)(5)、ママ(5)、あやの(5) 計 14名 (順不同)
 先日 天文学の権威ある会議で、冥王星が惑星ではなくなり 太陽系の惑星の数が8個となる事が決定されました。この決定により 冥王星が小さくなったり ましてや 消滅するわけではないのですが、冥王星を発見したアメリカでは反対意見が多く見られたようです。(ちなみに、冥王星=プルート、デ●ズニーの人気キャラでもあります)
 惑星であろうがなかろうが、冥王星の実体には何の影響も与えませんので、ほとんど天文学に興味の無い私にはどちらでもよい事であり、単に記号が変わるだけの意味しかありません。
 ただ、人間の世界に於いては その記号を変える事により、その内外に一定の影響を及ぼすことがあります。例えば、村田製作所→ムラテック、日本電電公社→NTT 他にもJR、JT等 色々ありますが、これらの会社はその記号を変えることにより、イメージアップを図り、また成功しているように見えます。名は体を表すという言葉がありますが、人間が関係する場合に限っては、名と体は密接な関係があるのでしょう。
 本ゲーム会も、それ自体で内からも外からも良い方向に力が働くような 良い名前が欲しいところです。
 今回は (良い方に)予想を裏切られ 多くの方に参加していただきました。暑い中 来ていただきありがとうございました。もしも楽しいひとときが過ごせたのであるのならば、また都合の良いときにお越しください。
残念ながら H越プロは仕事の都合で不参加でした。
・リスク
http://ejf.cside.ne.jp/review/risk.html
 数年振りに、押入れのすみっこから引っ張り出してきました。
 領土の取り合いということで結構初心者には厳しいゲームだと思い封印していたのですが、思いのほか参加者の受けが良かったです。
 ゲーム内容は、リンク先を見ていただくとわかりやすいのですが、簡単に言うと、国取り合戦です。本来は 他プレイヤを殲滅するまでやるのですが、時間的な事を考え、他プレイヤの本拠地を占領すれば勝ちという短縮ルールでやりました。他プレイヤ殲滅でやると、終盤 勝ち目の無いプレイヤが必ず出てきて だれる傾向がありますので、短縮ルールの方がゲーム的にも良いかもしれません。アフガニスタン、中東など あまりしゃれにならない地域も出てきますが、そこはゲームということで、架空のものとして楽しみましょう。
 布石では、まさゆきくんがいきなりアフリカを制し、かなり有利な状態でゲーム開始です。このゲームでは、大陸毎に統一すると戦力増強のボーナスがあるので まずは大陸統一を狙います。布石でアフリカ大陸を許したのは、私を含めた他プレイヤの失敗でした。私としては 厳しい状況で止めに行く余裕がなかったので他プレイヤに期待していたのですが、中々うまくはいきません。
 序盤は結構均衡した状態でゲームが進みましたが、ゆめとくんが りょうたろうくんに本拠地の日本を取られたのをきっかけにゲームが動き始めます。ゆめとくんが日本を奪還した後、各地でこぜりあいが起こり、長期戦の気配が漂ってきた頃、けんたくんが ゆめとくんの日本を奪取、続けて私のアルゼンチンを攻撃し占領、ここが私の本拠地でしたので、電撃作戦で3つの本拠地を揃えたけんたくんの見事な勝利となりました。 
 ゲームをするうちに よくこのゲームをしていた当時の事が色々と思い出されました。過ぎ去った時間のもう戻らない一瞬に思いを馳せると、今はもう一緒に遊ぶ事もない色々な人たちの顔が思い浮かびました。引っ張り出してきたのはゲームだけではなかったかもしれません。
勝利 N村けんた (50分)
敗北 S井ゆめと
  N村まさゆき
  M尾りさこ
  M尾りょうたろう
  世話人
・はげたかのえじき
http://ejf.cside.ne.jp/review/holsdergeier.html
だれがはげたかで、だれが餌食になったのでしょう。
 未プレイ未参加につき 良く分かりません。
 競りのゲームらしいですが、詳しくはリンク先を。
1 2 3 4 合計 (35分)
1位 M尾パパ 26 10 0 14 50
2位 O西あやの 4 20 20 -6 38
3位 O西ママ 21 -1 6 8 34
4位 N村パパ -6 11 0 17 22
5位 N村ゆうすけ -5 0 14 7 16
1 2 3 4 合計 (30分)
1位 N村まさゆき 15 9 19 10 53
2位 M尾りさこ 20 23 1 7 51
3位 S井ゆめと 0 7 7 24 38
4位 N村けんた 8 1 11 0 20
5位 O西ママ -2 0 2 2 2
1 2 3 合計
1位 O木れい 8 15 18 41
O西ママ 17 8 16 41
3位 O木ママ 15 10 1 26
4位 O木しま 0 7 5 12
・八八
http://ejf.cside.ne.jp/review/hachihachi.html
 うんすんかるたに続き 日本古来の伝統ゲーム第二弾、というつもりではないのですが、花合わせを複雑にし戦略性を高めたゲームです。
 このゲームの肝の一つは出下り(でおり:出るか下りるか)の妙だと思うのですが、その為には まずルールと役を覚えないと 何も判断出来ません。子供たちには少し荷が重いようです。ただ、難しいというより 覚える意識が足りないように見えました。
 少し厳しいことを書きますと、出来ないのは仕方ないですが、努力をしないのはいけません。その姿勢こそが大事です。自分のレベルでやれば良いのです。帰ってからうちの娘には少し教育的指導を行いました。
 今回は、N村パパの時間がなかったので 説明とお試しプレイという感じでした。
・ゾンビーズ
http://ejf.cside.ne.jp/review/zombies.html
 迫り来るゾンビと闘いながら ヘリポートから脱出を図る事が目的です。ゾンビとの戦闘は、サイコロの目が4以上ならば勝ちという単純なルールで、ライフポイント(えぐりだした心臓の絵!)や弾丸により戦闘を有利にする事ができます。病院やスーパーなどの建物には、ゾンビもいますが、ライフや弾丸の補給ができるので、補給目当てに果敢に飛び込んでいく姿も。
 最初はヘリポートタイルが配置されていない為、ヘリポートタイルが配置されるまで、ゾンビを倒しポイントを稼いだり、弾丸やライフの補給を図ります。中盤あたりで、ヘリポートタイルが配置されると、そこを目指し各プレイヤがぞくぞくと集結しますが、今回 ヘリポートに一番近かったM尾パパは、他プレイヤの様々な妨害を受け、中々先へ進めません。
 次にあやのがヘリポートを目指し、ダイス次第では一番乗り、という場面もありましたが 惜しくも届かず。
 その間隙を縫って別ルートから接近をはたしたりょうたろうくんが、他プレイヤの繰り出す妨害にも負けず見事に迫り来るゾンビを撃破、見事ヘリポート一番乗りを果たしました。
勝利 M尾りょうたろう(アオ)
敗北 M尾パパ(ミドリ)
  M尾りさこ(キ)
  O西あやの(オレンジ)
  世話人(アカ)
テキスト ボックス: 迫り来るゾンビの群れ!
・ゲシェンク
http://ejf.cside.ne.jp/review/geschenkt.html
 不参加で未プレイなもので 以下妻談ということで。
 カードを取らないようにするゲームで、カードの数字がそのままマイナスとなります。パスするときに支払うチップがカードに積上げられ、カードと一緒に獲得でき、チップはプラス得点になるので、カードの数字とチップの溜まり具合で どこでカードを取るかという読み合いになります。また カードの数字が連続すると最小の数字のみがマイナスとなるというルールもありますので、よく他人の獲得したカードも見ておく必要があります。
 2回ともO西ママが勝っています、それも圧勝ですね。1回目などは 回りが全員子供ですが容赦なしです。
 得意なジャンルなのでしょうか。今後注目してみたいと思います。
 おもしろそうなゲームだと感じました、M尾さんまた持ってきてください、是非遊んでみたいと思います。
1 2 3 合計 (30分)
1位 O西ママ 6 8 13 27
2位 M尾りさこ 8 41 10 59
3位 S井ゆめと 28 16 17 61
4位 N村まさゆき 33 14 34 81
5位 N村けんた 69 41 42 152
1 2 合計 (40分)
1位 O西ママ 13 15 28
2位 O木れい 67 -7 60
3位 M尾ママ 50 29 79
4位 O木ママ 30 50 80
5位 O木しま 47 49 96
・蒸気の時代
http://ejf.cside.ne.jp/review/ageofsteam.html
 他のサークルで良くプレイされている有名なゲームで、プエルトリコと並ぶ 右の本格派といえるでしょう。
といってもこれまで未プレイの為、今回は2人でお試しプレイです。

 舞台はアメリカ東部の五大湖のあたり、ここに路線を引き、商品を輸送し、その収益を元に さらなる路線拡大を図ります。
 路線を引くポイント、ニュータウンの建設、商品の見極め、機関車の増強、株式発行 等を 他のプレイヤやマップ、商品の補給状況を見ながら判断していかなければなりません。
 ゲームはというと、中央南部(写真は下が北です)にニュータウンや小回りのきいた路線を巧みに配置したM尾さん(ミドリ)が制しました。私(アカ)は商品にばかり目をとられて西部に間延びした路線を引き、ニュータウンや小さな路線の効用に気付いた時には 時 既に遅しで完敗です。将棋や囲碁のような抽象化され対照性の高い盤面ではなく、実際の地形を元にした偏りのある盤面であることから、地形独特の路線敷設のテクニックが色々とありそうで、このあたり経験者と差が出そうな部分で、かなり研究の余地があります。
 噂に違わずかなり手応えのある良いゲームだと感じました。今後メンバさえ揃えば、ヘビーローテーションとしていきたいゲームです。そのためにはプロの参加が不可欠かと思いますが、残念ながら9月の参加も暗雲が立ち込めています。
以上
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