マナー

(おもに子供さんへの)お願い


* 子供さんをお連れになる場合、事前に説明してあげて下さい *


自分が勝つために一生懸命ゲームをする


どうすればゲームが楽しくなるかということ。

今年は例年以上に高校野球が盛り上がりましたが、
選手全員が一生懸命やっているからこそ、選手も観客もおもしろいのです。
適当にやってるチームとやって、勝ったとしてもどこが楽しいでしょうか。
見ている人もやっている人も退屈です。


人に迷惑を掛けない


他の方に迷惑が掛かるので、次の様な事は止めましょう。
ゲームに限らず当たり前の事です。

× 大さわぎする。
× ルールを守らない。
× ゲームボードや備品を手あらくあつかう。
× 進行役の指示にしたがわない。



ゲームに集中する
(ゲーム中に立ち上がったり、他の事をしない)


ゲーム中はゲームにのみ集中してください。
他の事をしながら勝てるほど甘くはないし、
もしも勝てても 他のプレイヤは楽しくないし、なにより失礼です。
自分一人で遊んでいるのではないのです。

集中できない時は、無理にゲームに参加する必要はありません。
疲れていたら休憩するのも良いでしょう。


ちゃんと他の人のプレイを見る


きわめて基本的な事です。
他の人の手番を見ないと ちゃんとした手が打てないし、
自分の番が来てから考えていては、時間が掛かり 他の人に迷惑を掛けます。
なにより他の人から学ぶ事が、必ずあるはずです。


最後まであきらめない


かけっこを想像してみてください。
追い抜かれたから やーめた、といってやめていったら、
がんばって一番でゴールした人はうれしいでしょうか。
ゴールした時 振り返っても誰もいなかったらどうでしょう。
悲しすぎます。

負けても最後まであきらめずに走りきる。これが他の人に対する思いやりです。
最後まで頑張らない人は 他人への思いやりに欠けていることに気付いてください。
最後まであきらめずにがんばり、
その結果、他の人が勝ったら 素直におめでとうを言ってあげる、
だから 自分が勝ったとき おめでとうと言ってもらえるのです。
負けた時は、次こそ勝つように頑張って下さい。
いっしょにゲームを楽しむために集まっているのですから、
無駄な時間にしたくありません。

結局、スポーツもゲームも同じです。
「最後まで一生懸命やること」
勝つ喜び、ゲームする楽しみを得るには、この事こそが大切です。







ちょっと変な話ですが、
例えばお金を賭けてゲームをしているのならば、
不真面目にゲームをしても 本人が不利になるだけで、
負けたらお金払って貰う、それだけの事です。
だから、ゲームに集中しなければ、本人が痛い目にあうだけで、
それはそれで良いわけです。
が、お金を払うのは嫌なので、普通集中します。
そうでなければ、最初からやらないでしょう。
お金を賭けるという事が、
全員が真面目にゲームする事を 担保している訳です。

当然ですが、
当ゲーム会で一切賭け事はしていません。勝っても何も貰えません。
では 何が面白さを担保するかというと、
「勝つ為に真面目にゲームをする」という事です。
勝っても何も貰えないのですから、
そのプロセス すなわち ゲームをしている時間こそが大事、
というか それが全てと言っても良いと思います。
ボードゲームは、非常にインドアな遊びですが、
あまたのスポーツと同じで、フェアプレイ精神に則り 自らの勝利の為に頑張る、
という意識を持たないと成立しません。

棒っ切れでボールを打って何が楽しいの、とか
玉転がしてピン倒して何がおもしろいの、とかいう見方をしてると
ゴルフもボーリングも楽しくないでしょう。
そこに入り込んで真剣にプレイするという事こそが、
同じ時間を共有する人たちと過ごす 素晴しい時間を呼び寄せるのです。
それこそが扉を開ける唯一の鍵です。

(2006/10/11 世話人)




















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